期待値は、ある手法が平均的な1回のトレードでいくら稼ぐか、または失うかを教えてくれます。手法が機能しているかどうかを示す、ただひとつの数字です。勝率と、平均利益、平均損失を入力してください。
1回あたりの期待値
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期待値計算ツールの使い方
- 取引記録を開き、少なくとも直近30回、できれば100回のトレードを用意します。
- 勝ちトレードの数を数えて、全体の回数で割ります。これが勝率です。
- コストを引いたあとの、勝ちトレードの平均利益と負けトレードの平均損失を出します。
- 3つの数字を入力します。計算ツールは、1回あたりの平均の結果と、選んだ回数での結果を表示します。
トレードの期待値とは?
期待値は、たくさんトレードしたときに、ある手法が1回あたり平均でいくら稼ぐか、または失うかです。結果を決める2つのこと、つまりどのくらいの頻度で勝つかと、勝ちが負けに比べてどれくらい大きいかを組み合わせたものです。
勝率だけでは、ほとんど何もわかりません。一番よかったトレードの大きさも同じです。続けるべきかどうかを教えてくれるのは、期待値です。
期待値の計算式
期待値 = (勝率 × 平均利益) − (負ける割合 × 平均損失)
勝率45%、平均利益60ドル、平均損失40ドルなら、0.45 × 60 − 0.55 × 40 = 27 − 22 = 1回あたり5ドルです。100回のトレードで約500ドルになります。
勝率が低くても稼げる理由
下の2人のトレーダーを見るとわかります。1人は勝つより負ける方が多いのに、お金が増えています。もう1人はほとんど勝っているのに、お金が減っています。
| トレーダーA | トレーダーB | |
|---|---|---|
| 勝率 | 40% | 70% |
| 平均利益 | $90 | $20 |
| 平均損失 | $40 | $60 |
| 1回あたりの期待値 | +$12 | −$4 |
良い期待値とは?
- ゼロより下:その手法はお金を減らします。トレードを増やすほど悪くなります。
- ゼロ前後:業者のために働いているようなものです。コストでマイナスに押し下げられます。
- 小さいけれどプラス:機能していますが、コストがすでに平均に含まれているか確認しましょう。
- はっきりプラス:本物の優位性です。ただし、十分な回数のトレードから出た数字であることが条件です。
よくある間違い
- トレードの数が少なすぎる。10回なら、運しだいでほとんどどんな結果でも出ます。
- コストを入れない。スプレッドと手数料を引いたあとの結果を使いましょう。
- 手法を混ぜる。期待値は、エントリーのパターンごとに別々に計算しましょう。
- サイズをしょっちゅう変える。10ドルのリスクのトレードと100ドルのリスクのトレードが混ざると、平均にあまり意味がなくなります。1回のリスクは同じにしましょう。
よくある質問
トレードの期待値はどう計算しますか?
勝率に平均利益をかけ、そこから負ける割合に平均損失をかけたものを引きます。勝率45%、平均利益60ドル、平均損失40ドルなら、27 − 22 = 1回あたり5ドルです。
良い期待値とはどのくらいですか?
コストを引いたあとで、安定してゼロより上なら十分です。その大きさに意味があるのは、1回のトレードでどれだけリスクを取っているかと比べたときだけです。
勝率が高い手法でも損をしますか?
します。勝率70%でも、平均利益20ドル、平均損失60ドルなら、1回あたり約4ドルの損失です。
プロフィットファクターとは何ですか?
勝ったお金の合計を、負けたお金の合計で割ったものです。1より大きければ、その手法はお金を増やしています。プロフィットファクター1.5なら、1ドル負けるごとに1.50ドル勝ったという意味です。
期待値を計算するには何回のトレードが必要ですか?
少なくとも30回、できれば100回です。数回のトレードでは、運しだいでほとんどどんな結果でも出ます。
実際の成績が期待値と違うのはなぜですか?
期待値は平均だからです。どの10回や20回のトレードも、平均よりずっと上や下になることがあります。それはふつうのことです。
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しっかり学ぶ
- 1トレード戦略が本当に機能しているかを見分ける方法期待値、サンプル数、ふつうのドローダウンを順を追って解説。
- 2トレード日誌のつけ方(実際に何を記録すべきか)勝率と平均の数字は、どこから出てくるのか。
- 3トレードで損失が続くのはなぜ?この数字がマイナスになる10の理由。
学習のための情報であり、投資助言ではありません。トレードには実際にお金を失うリスクがあります。入力した内容は保存も送信もされません。計算はブラウザの中で行われます。
